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選手に「痛い」と言われたとき、トレーナーが最初にやる3つのこと:見る・分ける・つなぐ

2026-10-19 | 考え方

選手や会員に「ここが痛い」と言われたとき、トレーナーが困るのは「治してあげたい」と「自分の範囲ではない」の間で止まることです。治療はトレーナーの仕事ではありません。しかし、痛みを見て、分けて、つなぐことはトレーナーの仕事です。この3つの手順を持っていれば、止まらずに済みます。

1. 見る:いつ、どの動きで、どの範囲で出るか

最初にやるのは、触ることではなく聞くことと見ることです。

4つ目は「つなぐ」の判断に直結します。後述します。

2. 分ける:途中だけか、ある角度から先か

3つ目の問い「どの範囲で出るか」は、痛みの見方を2つに分けます。藤井翔悟の膝痛の指導動画は、治療家向けにこの分け方を説明しています(出典1)。

痛みの出方背景として考えられること(動画の説明)
動きの途中だけで出て、過ぎると消える関節の滑りが途中で引っかかっている
ある角度までは大丈夫で、そこから先がずっと痛い短縮した筋が、ある長さを超えて伸ばされている

トレーナーがここで行うのは、この2つを分けて記録することまでです。原因を断定したり、治療したりはしません。しかし、この記録があると、医療者につないだときに情報の質が違います。「膝が痛いそうです」と「しゃがむ途中の、ある角度だけで出て、過ぎると消えるそうです。腫れはありません」では、受け取る側の最初の判断が変わります。

動画では「なぜ痛みが出ているかは、関節のこと、筋肉の起始停止、運動のことを知っていると分かってくる」と説明されています(出典1)。トレーナーが解剖と運動を学ぶ意味は、治療のためではなく、この「分けて記録する」精度を上げるためです。

痛みの見方を、手で身につける

選手の痛みに「分からない」で止まらないために、評価の考え方を無料動画で確かめてください。トレーナーの受講者もいるセミナーです。合わなければブロックで解除できます。

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3. つなぐ:赤信号があれば、迷わず医療機関へ

次のどれかがあれば、トレーナーの範囲で扱わず、医療機関へつなぎます。

赤信号がない場合でも、「分ける」までで止め、治療家や医療者と連携します。トレーナーが一人で抱える必要はありません。

「分からない」で止まらないための記録の型

選手に言われてから、次の順で30秒で記録します。

  1. 部位
  2. いつから
  3. どの動きで
  4. 途中だけか、ある角度から先か
  5. 腫れ・熱感・変形・しびれの有無
  6. 赤信号の有無 → つなぐかどうか

この6行が揃えば、選手に「今日は〇〇で痛みが出ていて、腫れはない。トレーニングはこの動きを外して、△△先生に見てもらいましょう」と、止まらずに言えます。

トレーナーが解剖と評価を学ぶ理由

繰り返しますが、治療のためではありません。「分ける」精度を上げ、「つなぐ」判断を早くし、医療者と同じ言葉で話すためです。当社のセミナーにはトレーナーの受講者もいます。評価の考え方が自分の現場に合うかは、無料動画で先に確かめられます。

まとめ

痛みの見方を、手で身につける

選手の痛みに「分からない」で止まらないために、評価の考え方を無料動画で確かめてください。トレーナーの受講者もいるセミナーです。合わなければブロックで解除できます。

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出典・参考
  • 藤井翔悟「膝の痛み」指導動画の文字起こし(可動域の途中だけで出る痛みと、ある角度から先で出る痛みの区別。「なぜ痛みが出ているかは、関節のこと、筋肉の起始停止、運動のことを知っていると分かってくる」):株式会社藤井翔悟事務所 内部資料
トレーナーの痛み対応ノート 編集部
株式会社藤井翔悟事務所の編集部。代表・藤井翔悟(理学療法士)の指導動画の文字起こしを一次情報に、トレーナーの受講者からの相談をもとに、AIの下書きを編集部が確認して公開しています。